一般社団法人 深谷青年会議所

一般社団法人 深谷青年会議所 2020年度 > 理事長メッセージ

理事長メッセージ

一般社団法人深谷青年会議所 第57代理事長 四ツ井 裕明

頂きへ~決して諦めない勇気を~

青年会議所の目的は、「明るい豊かな社会」の実現です。

そして、一般社団法人深谷青年会議所は、我々が住み暮らす深谷・寄居というまちの為に存在し、感謝であふれるまちの創造に向けて、まちづくりを行う団体です。青年会議所は、単なる社会奉仕運動だけで終わってはならず、「まちづくり」を通して「ひとづくり」を行っていかなければならないと考えます。

ひとづくりに一番必要な事は、自分自身の限界を突破する目標を持ち、その頂きへ行動を起こしていく事です。様々な成功・失敗体験を繰り返し、自分自身の器を大きくしていく事で、自分自身の資質が向上し、青年経済人として、より成熟した思考を持つ事ができます。それが、地域に対する社会貢献への意識向上に繋がります。

つまり、自らの成長無くして、まちの発展は無いのです。

青年会議所のメンバー一人ひとりは「人財」と表現しても良い大切な存在です。

そしてまた組織の価値を高めるのも所属する一人ひとりです。明るい豊かな社会の実現を目指す青年会議所メンバーが資質と人格を常に磨き続けることが必要です。

我々が何事においても「率先垂範」を行い、己を律し、JAYCEE としての自覚を持ち、先を見据え行動する事で社会からの信頼を高められると確信します。

この地域にはたくさんの魅力があります。

交流人口の拡大を目指して、行政に様々な形で提案を行い、青年だからこそ考えうるまちづくりを行う必要があります。

我々の先輩方は地域のために率先して行動を起こしてきました。青年会議所は、皆が「無理」と考えることにチャレンジをして、まちを動かすことに価値があります。

今後も青年会議所が魅力あふれる団体であり続けるために、まちづくりの担い手として、地域に住み暮す青年経済人だからこそ、日々変わる地域の動向に着目し、地域の発展に向けて地域住民と一体となってまちづくりを行っていく必要があると考えます。

青少年育成において現代社会は、家庭環境や地域の中で養われるべき様々な体験や道徳教育が失われつつあります。人との出逢いや体を使う体験を通じ創造性や社会的な道徳心を育ませる事が大切です。

子ども達の成長には、五感を最大限活用した体験が必要です。自らの体を使って汗を掻き覚えたことは、一生忘れないものです。また物事の頂きを感じる感動体験は、好奇心や達成感を得て、新たな発見や物事に対する興味が増します。そして、協働生活を通して自分の立ち位置を知り、自らが何をしなければならないかを考え、相手を慮る心を養うことで道徳心が育まれ、心で感じ行動する勇気を身につけます。何事にも恐れず立ち向かい、課題を解決していくチャレンジ精神を育んでもらいたいと考えます。

我がまちを、昨日より今日、今日より明日と、良いものとなるようにしなければなりません。より良い明日を築き上げ、子どものためにも誇れるまちを残す事も我々の使命です。

人は試練や困難を乗り越えたときにこそ成長を遂げることができます。そして苦労をすればするほど、乗り越えた時の達成感と、ともに汗を流した仲間との友情が深くなるものです。

人生は物事の捉え方一つで変えられると考えます。
「忙しい」と思うのか、「充実している」と考えるのか。
「辛い」と思うのか、それとも「成長できる」と考えるのか。
新しい事をやれば、しくじる事の方が多い。
だから、時間を作って負けん気根性で何度でも挑戦する。
起こり得る全ての物事を前向きに捉え、一つずつ仲間とともに乗り越えていこう。
そして、心のスイッチを入れて昨日までの自分を超え、それぞれの頂きを目指そう。

その先には、組織に必要とされ、家族に必要とされ、会社にも必要とされ、そして、地域に必要とされる人財へと大きな成長を遂げていると確信しています。

限界突破~負けるもんか~